八千代市の眼科、勝田台コンタクトは安全性を重視したコンタクトレンズ診療を心がけております。加藤眼科の1階

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コンタクトレンズによる眼障害

角膜障害・角膜潰瘍


コンタクトの扱いが良くないと、ばい菌やカビ、アメーバなどにより角膜障害を来すことがあります。早期に適切な治療をしないと、視力が出なくなる可能性もあります。違和感を感じていたにもかかわらず、装用を続けたために悪化させてしまったというケースが多いです。異常を感じたら、まずコンタクトを中止し、早めに眼科を受診して下さい。

巨大乳頭結膜炎(GPC : giant papillary conjunctivitis)


汚れたコンタクトレンズを長期間装用していると、コンタクト(の汚れ)に対するアレルギー性結膜炎を起こしてしまいます。本来滑らかなはずのまぶたの裏側の結膜にブツブツが生じています。コンタクトレンズをやめてしまえばいずれは治りますが、少なくとも数カ月はかかってしまいます。コンタクトレンズを使用しながら治すためには、一時的な使い捨てSCLの使用と点眼薬による治療が必須です。ただコンタクトを新しく
しただけではまず治ることはありません。特にふつうのSCLや酸素透過性の極端に高いHCLをお使いで、最近レンズがくもりやすくなった、という方は要注意!

角膜内皮障害


【若年者の正常角膜内皮所見】
細胞密度(CD: cell density、1平方ミリメートル当たりの細胞数)は3000近くあります。細胞の大きさのばらつきも少なく、健康な角膜ということができます。



【コンタクトレンズ長期装用者】
20年以上にわたり、酸素を通さない昔のPMMAレンズを使い続けていたため、慢性の酸素不足によって角膜内皮細胞がかなり減少しています。細胞密度(CD)は約1500と、正常の半分ほどになっています。
細胞の大きさにもかなりばらつきがあります。将来白内障手術を受ける際、このような方は角膜内皮が極端に少なくなる可能性があります。



【コンタクトレンズの連続装用者】
眼内レンズが普及しない頃に白内障手術を受けたために、その後連続装用タイプのソフトコンタクトレンズを長期に使用していました。手術の際にも角膜内皮が減少しているため、細胞密度(CD)は670と極端に低下しています。これ以上の障害が進むと水疱性角膜症という、角膜が濁って痛みを伴う状態になりかねませんので、コンタクトレンズの装用続行はかなり危険です。


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